短編「彼女ができた」 あとがき

Sleeping Cats

今週のお題「ねこ」

 以前までの話

ここでは「あとがき」を書いてみようと思う。

その後の話をいろいろ考えてみた。

 

女は男の部屋を出たあとに車にひかれて死んだのだとか、猫はたまたま女が部屋を出るときに入ってきたのだとか。

女は本当に猫だったという話や、逆に女が猫になったというでたらめな話などを考えていたが、ついにまとまらなかった。

 

結局はうやむやにして、女は猫のように男に寄ってきて、突然男の目の前から姿を消すという話で終わった。その後に残された猫を彼女のように思い身近に置く男。

男は何か愛する対象物があればよかったのかもしれないし、女は突然別れを告げるものだという筆者、つまり俺の心理の表れなのかもしれない。

 

漫画家・やまだないとさんの短編に、猫が女体に化けて、飼い主が留守中に男とエッチを楽しむ。飼い主が帰ってきたらとある方法で猫に戻って猫をかぶるという短い話がある。この「とある方法」というのがまたエッチです。あれも好きなのだ。

ミウミウ

ミウミウ

 

 

 

ここで本当に男に事件が起こってしまう。

 

今の今まで、アレが逆さになったまま気がつかなかったのである。

 

実は昨夜、マリエから連絡があったのだ。

男は久しぶりにマリエと話して嬉しくなってしまった。

話している途中にマリエは、ほかから連絡が入ったからといって話が中断してしまった。

 

男はまだ風呂に入っていなかったので、サッと風呂に入ることにした。男は早くマリエと話したかったので、カラスの行水の勢い風呂から上がり、服も急いで着てマリエからの連絡を待った。

でもいくら待ってもマリエからは連絡がこなかった。こちらから連絡をしても繋がらない・・・男はしばらく寝付けずにいたが、とうとう眠ってしまった。

 

男は翌朝起きて、最近起こった気になる事件のことをまとめていたときに、トイレに行きたくなったのだ。トイレに座ってみるとようやく、アレが逆さまだったことに気がついた。

 

男はパンツを前後ろ逆さまに履いていたのである。

よほど女と話せるのが楽しみだったんだろうか、前後ろを確認せずにパンツを履いたようだった。気持ち悪いことに全く気がつかなかった。

何かに夢中になっているときは、そんなものなのかもしれない。

 

PS:ここまで読んで頂いてなんなのですが、これもなんのひねりも無いフィクションです。