天才ブログ

天才ちゃん夜明けに眠る

奇妙な女 短編

奇妙な女 短編

付き合いがしばらく経った頃、
この女、なんか妙な違和感を感じさせるなと思っていた。

 

私の気のせいだろう。

長く付き合えばそんな不安は消えると思っていた。

 

 

だがその女の友達のほとんどが、何か妙な感じがするのだった。

 

うまく説明できないが、わたしの苦手なタイプ、
出来れば避けたいタイプの人間が多かった。

 

例えば「痩せたい痩せたい」といいながら二の腕をプルプルさせながら「おいしぃー!」っと焼き鳥にがっつき、ビールやワインをがぶ飲みし、タバコを何本もスパスパと吸うような人とか。

 

 

そしてある時、それははっきりした。

 

とあるパーティーで、ちょっと妙だな、
あまり近づきたくないなと思うタイプの男がいた。

 

 

目の奥がギロリと冷たく、人をあざ笑うかのようなそんな目をしている男だった。

 

嫌厭臭がするというか・・・

 

 

女はその男とごく自然に会話をし、

 

こともあろうに二人で会う約束をしていた。

 

私には意味がわからなかった。

 

 

 

次第に私はその女と会いたくなくなっていた。

 

 

 

うまく説明できないが、わたしの苦手なタイプなのか・・・ 

そういうことかと、一人で納得した。

 

 

*フィクションです。

 

奇妙な女