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夜明け前

天才ちゃん夜明けに眠る

岩井俊二 リップヴァンウィンクルの花嫁|正直な話

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岩井俊二 リップヴァンウィンクルの花嫁

正直な話・・・この話はきつい

岩井俊二作品は「きつい部分」が多々ある。

自然で綺麗な映像の奥には、生々しい痛々しさが見える。

リップヴァンウィンクルの花嫁

おもしろい。

 

結婚式の代理出席 レンタル家族

主人公は婚活サイトでまるでネットショッピングをするように結婚相手を見つけてすぐに結婚してしまう。

しかも主人公は親族が少ないため結婚式の代理出席サービスを利用してしまう。

悪気がなく、ほんの出来心でごく普通に利用してしまう。

 

痛い。

 

すぐに相手の母親にバレて「別れさせ屋」を使って息子夫婦の結婚生活をぶち壊す。

 

痛い。。

 

岩井俊二はなんて痛い脚本を書くのだろうか

 

そんな風に思ったけど、岩井作品に共通する痛さ健在でなるほどと思った。 

初期の作品は貪るように見た時期があった。

どの作品も独特の痛さがある。

 

Cocco 

Coccoの演技がとても自然でびっくりさせられる。

どこから里中真白なのか、どこからCoccoなのか、わからないくらいに自然に演技をしている。映画が進んでいくにつれ、Coccoが演じる真白の世界に引き込まれる。

劇中でCoccoがJazz Bar風のお店で歌うカラオケのシーンが胸が痛くなるほどいい。

 

Coccoは少女時代に岩井作品を観て刺激を受けて、いつかは岩井作品に出てみたいと思っていたそうだ。ついに実現してしまうなんて、ほんとにすごい。

 

「100万円要らないですか?100万円」「ランバラルの友達なんで」 綾野剛

 

綾野剛という役者さん、名前ぐらいは知っていたが特に注目もしていなかったが、綾野さんが爆発的にいい。

この感覚は、岩井作品を見ていて強烈に良かった浅野忠信の芝居を見たときのような感覚だった。

安室と名乗る何でも屋の謎の青年

主人公の味方なのか的なのか、いいやつなのか悪いやつなのか、
最後までわからない。

わからないが、悪いやつではなさそうだ。

とにかくファンになってしまった。

 

皆川七海 黒木華

普通なようで普通でない女、七海

教師なのだが生徒の前で大きな声で話せない。

自分に教師としてのスキルが足りずに先生を辞めないといけないのだが、それを理由にしたくないのでネットで結婚相手を見つけて寿退社にしてしまう。

 

痛い。。

 

痛いけど、案外こういうことって、普通にあるのかなぁと思わせられる。

 

全裸で酒を飲む 里中 珠代・りりィ

2016年にお亡くなりになったりりィさんが少し出ている。

少しだけだがすごく重要な役柄で、全裸で酒を飲むという凄みのあるシーンで、それだけでこの映画の印象を決めてしまうような存在感があった。

すごすぎる。

 

痛い、痛い、、

 

切なく愛おしい痛さだ。

ほんとうにたまらなくなる。

 

岩井俊二、ちくちょう。

最高すぎる。

 

岩井俊二 リップヴァンウィンクルの花嫁 予告・DVD・配信動画

 

www.youtube.com