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恐怖の告白「わたしはあなたのことがすきです」 短編

恐怖の告白「わたしはあなたのことがすきです」

Love letter

中学1年の時のことだった・・・

ちょっとした事件が起こったのだ。

ぼくは学校ではおとなしい方だった。

あまり自分の感情を表に出すのが得意ではなかった。

 

そんなやつだったのに、気がつけばいつも視線を感じるようになっていた。

同じクラスのとある女子が、ときどきぼくを見ているのだ。

 

どういうことかわからず不気味に思っていた。

 

怖いなぁ

 

 

 

ある日、教室の自分の席に座って、教科書とノートを取り出そうとすると、一枚のメモ用紙があるのに気付いた。

 

え?!

 

ぼくははちょっと凍りついた。

 

 

誰かが入れた・・・?!

 

どこかから熱い視線を注がれているような気がして、しばらく身動きができなかった。

 

恐る恐る用紙を開いてみると・・・

 

 

 

 

 

「わ た し は あ な た の こ と が す き で す」

 

と書かれてあった。

 

 

 

ひぃぃぃぃぃーーーーー (||゚Д゚)ヒィィィ(゚Д゚||)

 

 

 

誰が入れたかはすぐ気付いた。

 

いつもぼくを見ているあの女の子だ。

 

 

このメモ用紙をどうすればいいのかわからず、見なかったことにして机の引き出しにそっと入れたままにしてしまった。

 

これがいけなかった。

 

 

なぜか友達がその用紙を見つけて

 

うわぁ。これらぶれたーちゃうん!誰やねーん!

 

と、クラス中に聞こえるように大きな声で言ったのだ。

 

そしたらひとりの女の子が顔を真っ赤にして泣き出した。

 

 

 

 

ざわざわと女子たちがその子の周りに集まり、何か喋っていたがぼくの耳には何も聞こえなかった。どうしていいのかわからなかった。

 

 

女って面倒クセェな・・・

 

そんなことを思った。

 

 

ラブレターを渡す時はあらかじめ

「明日あなたの机にラブレターを入れるから必ず読んでね」

という手紙を渡しておくべきだ。

さて、その手紙をどうやって渡すのか?

やはり机の中にこっそり忍ばせて・・・同じことか

 

ラブ・ストーリーは突然に

ラブ・ストーリーは突然に

 

 

 

*フィクションです。 

 

今週のお題「ちょっとコワい話」